ライオンズクラブは、1917年にアメリカ、シカゴ市でメルビン・ジョーンズ氏により創始された「ライオンズクラブ国際協会」という世界最大の社会奉仕団体です。メルビン・ジョーンズは実業家の団体が単なる商売上の、あるいは社交上の集まりにとどまらず、社会のための有益な団体にならないかと考えて各種団体に呼びかけ、「ライオンズクラブ協会」を結成しました。
また、1925年に、ライオンズクラブの大会に招かれたヘレン・ケラー女史が「暗黒と闘う盲人の騎士になって欲しい」と呼びかけ、満場一致で世界で初めての女性会員となりました。以来ライオンズクラブでは視力障害者の為に尽くす活動を、重要なテーマの一つに掲げ、誇り高い活動を行ってきました。
活動
ライオンズクラブの目的を達成するために、委員会を設置し、アクティビティと呼ぶ活動を行います。
名前とスローガン
ライオンズ(LIONS)の名は、強さ、勇気、忠誠、生命活動の象徴であるライオンに由来しています。
また、LIBERTY、 INTELLIGENCE、 OUR NATION'S SAFETY(自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)という、スローガンの頭文字でもあります。
名前とスローガン
ライオンズクラブは、200を超える国と地域におよそ49、000のクラブ、140万人の会員で構成されています。
わが国では1952年に東京において最初のクラブが結成。以来、次々と国内各地に誕生し、2021年5月末現在、2、893クラブ、10万5千人余の会員が所属しています。
その中で、春江坂井ライオンズクラブは、1981年福井ライオンズクラブをホストクラブとして設立されました。会員はすべて「われわれは知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進する」のライオンズの誓いを立て、「We Serve (我々は奉仕する)」をモットーに、よりよい社会の実現を目指して人道奉仕活動を続けています。
次の100年に向けて
2017年にはライオンズクラブ創立100周年。「2017年12月までに1億人の人々に奉仕する」という100周年記念奉仕にチャレンジしたのをはじめ、次の100年に向けて、その活動はますます勢いを増しています。会員は、各種委員会・大会参加を通じて、ビジネスの現場でも役立つスキルを身につけていきます。